墓じまいの手続き

お墓の管理どうしますか?あとを継いでくれる人はいますか?あなたのご先祖様が無縁仏にならないためにも、お墓のことを考えませんか?

 

自分の出身地は九州なんですが小さい頃に両親と東海へ越してきました。
数年後、母が亡くなり、その後に父も亡くなりました。

 

お墓をどうするか?という話が兄弟のあいだで出ましたが、いま住んでる地域に親戚もなく
お寺の付き合いのない自分たちは市の霊園へ申し込んで、そのときは抽選でしたが
なんとかお墓を立てることができました。

 

ただ、霊園の場所が自宅から車で40分くらいの距離で、いちばん遠いところに住んでいる
妹家族は1時間以上走ることになります。お墓参りに行くのも、気軽に行ける距離ではありません。

 

そこでお墓を近くに移転できないかと考え、その方法を調べてみました。

 

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墓じまいとは

 

お墓を永代供養墓地に移したり、家の近くの墓地に移転するために、今ある墓地を移転し遺骨が収まっていたお墓を「しまう」ことになるので、これを「墓じまい」と言います。

 

お墓を移すのではなく、お墓をまもる人がいなくなりそうな場合など管理や維持費を
負担する人もいなくなるという人は、お墓の中の遺骨をどうするか決めないといけません。

 

最近では

 

という具合で利用されているようです。

 

お墓に埋葬されている、遺骨は遺体の一部として扱われますから勝手に移したり
無届でお墓と一緒に移すことはとうぜんできません。

 

勝手にお墓を掘り起こそうものなら、そく!御用でしょうね。まして、ひと目につかないように
夜中にやったら、危ない人になりますね(笑)

 

お墓を移すときの墓じまいの方法は?

 

お墓を守る人、祭祀継承者(さいしけいしょうしゃ)と言いますがこの祭祀継承者が
地元に新しくお墓を立てて、遺骨を移したい場合の手続きを紹介します。

 

1、墓地の管理者への届け出

 

お墓がお寺にある場合は住職へ、霊園ならば管理事務所へ「墓じまい」をしたいことを
届け出る必要があります。

 

お墓を移転する場合は「改葬許可証」というのが必要で、新しいお墓に移す場合は
移転先からの「受入証明」「埋葬証明」などが必要となります。

 

2,新しい墓地の準備

 

遺骨を移す場合には、前もって墓地の確保が必要になります。遺骨を移す時に「受入証明」が
必要になるので、新しい墓地を決める場合にはその管理事務所に、他の墓地から改葬することを
届け出て、先にその手続きをするようにしましょう。

 

3,閉眼供養(へいがんくよう)

 

閉眼供養とはお墓から遺骨を取り出す際に行う儀式で、お墓には故人の魂が宿っているとされているので
お坊さに、その魂を抜いて(閉眼)、墓石をただの石にすることを「閉眼供養」といいます。

 

仏教に限らず他の宗教や宗派でも同じような儀式をすることがあります。

 

4,離檀(りだん)

 

お寺の墓地を改葬(墓じまい)し、他に遺骨を移す場合、お寺との関係を絶つことを
離檀(りだん)と言います。

 

今までお世話になった、お寺へはお礼の意味で「離檀料」をわたす習慣があり
離断料の相場は法事1回あたりのお布施と同じくらだと言われていて
だいたい10~20万円くらだそうです。

 

これで、お寺との関係がなくなるので、このくらいの出費は仕方ないのかもしれませんね。

 

5,お墓を更地にもどす。

 

お墓の敷地は行政やお寺から借りていることになっているので、お墓じまいをする時は
墓石などを取り払い更地にして返すことになります。

 

霊園の場合も更地にして返すことにことなりますが、管理事務所に前もって
契約内容を確認しといたほうがいいでしょう。

 

6,移転後の墓地での納骨

 

次の墓地に移し納骨するときにも納骨式があります。

 

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墓じまいの価格

 

お墓を更地に戻すための費用は墓地の広さ、墓石の大きさや量、作業の方法や工数によって変わってきますが
一般的に言われている相場は1㎡あたり10万円前後となっているようです。

 

たとえばクレーン車やトラックを使うことができるか、すべてを人の手で行わなければならないか、どの程度の人数と日数がかかるか、場所が入り組んでいるかなど様々な条件で費用は変わってきます。

 

今は無料で見積もりをしてくれる石材店もあるので、何社かに見積もりを依頼して決めたほうがいいでしょう。

 

 

また、納骨式の費用や、お坊さんへのお布施も、法要と同じように10~20万円程度が相場とされていますが地域によって違うようですから、お寺さんに聞くなりして確認をしたほうがいいでしょう。

 

 

このように「墓じまい」には、けっこう面倒な手続きや費用などの問題も出てきます。
おそらく「墓じまい」は一生の内でも何回も経験することでもないのでいったいいくらのお金が必要になるのかわかりません。

 

それこそ、業者のいいなりになって、あとになって「払いすぎた」など悪い言い方をすると
「足元を見られた」なんてことにならないように気をつけたほうが良いですね。

 

見積もりを無料でしてくれる業者もたくさんありますから、聞いてみるといいですね。
ただ、聞くときは地域の事情に詳しい地元の業者がいいでしょう。

 

まとめ

 

墓じまいをして、あたらしくお墓を移す場合は何かと手続きや費用もかかりそうですね。
この先、子どもたちがご先祖様のお墓の管理をしっかりやってくれるか心配なら
今のうちにお墓をどうするか決めたほうがいいようです。