始末書を超わかりやく解説!書かないとどうなる?

こんにちは、トミオです。
今日は「始末書を書かないとどうなるか?」という話しです。

 

自分は3回ほど転職の経験がありますが、仕事上で「始末書」を出すように言われた経験は幸か不幸かありません。しかし、ビジネスマンとして組織で動く以上いつ「始末書」を書くことになるかは、わかりません。

 

そのためにも始末書の基本だけは押さえておきましょう。

 

始末書とは?

 

始末書を簡単に説明すると自分が勤務する会社や所属する団体に対して書く詫び状のようなものです。

内容としては

①不始末などの内容

②不始末が発生した原因

③謝罪や反省のことば

④同じ不始末を繰り返さない事の誓約

⑤寛大な処置をお願いする表現

などを書きます。

 

このように「始末書」とは、仕事上のミスや不始末などによって会社に対して損害を負わせた場合や会社の規則に反した社員にたいして、ミスや不始末の経緯を報告させ本人の反省と謝罪をさせることによって本人の非を認めさせ再発の防止に役立てる文書のことをいいます。

 

たとえば、こんな感じです。

平成○年○月○日

営業部長 山田太郎 殿

 

営業3課 鈴木太郎 印

始末書

 

私は平成○年○月○日、会社の営業用自動車を運転中に○○市の駅前通りで自損事故をお越し同車を破損させました。

この事故は、クルマを運転中に携帯電話を使用するという、私の軽率な行為から発生したものであり、会社に対し多大な損害を与える結果となりました。

深く反省し心からお詫び申し上げます。

今後はきびしく自分を律し、二度とこのような不始末を繰り返さないようにしますので、なにとぞ寛大なご処置をお願い申し上げます。

以上

 

始末書の書式については、それぞれの会社に規定がある場合は会社の書式に従うことになりますが、無い場合は基本的には上のような記載で十分です。

 

不安な場合は上司に書き方を相談してみるといいでしょう。

 

本題、「始末書」を出さないとどうなる?

 

なにか不始末をした時に始末書を書く規定がある場合は会社の規定にしたがって始末書を書いたほうが無難でしょう。

 

ただ、ここで屁理屈(へりくつ)になるかと思いますが始末書の提出を拒むこともできます。
それは始末書のなかに反省や謝罪を書くことになりますが

 

「憲法19条には思想及び良心の自由はこれを侵してはならない」

 

とあるように反省や謝罪は誰であっても強要(無理に要求すること)することはできません。ですから始末書は書きたくなければ、無理に書かなくてもいいことになります。

 

が!しかし

 

①不始末などの内容と②不始末が発生した原因は会社は本人に対して報告を求めることはできます。

 

顛末書とは?

 

始末書は不始末の内容や原因などを書きますが反省や謝罪文を書かせる意味合いのほうが大きいと言えます。

 

ですから、不始末を起こした社員は不始末にたいしての謝罪は、ビジネスマンとして口頭で上司に対してするのは当然ですが「反省や謝罪を文章としては残したくない」と思うのであれば無理に始末書を提出するのは辞めて顛末書を提出するのはどうでしょうか。

 

顛末書は反省や謝罪を書く必要はなく不始末の内容や発生の原因を書いた文書で、言ってみれば「トラブルの報告書」です。

 

ですから、「反省や謝罪などしたくない」と思ったら始末書を提出しなくて顛末書を出せばことはすむかもしれません。

 

会社も社員が憲法19条を持ち出してくれば、事は面倒になると判断した場合、始末書の提出を求めず、顛末書の提出を求めたほうが無難かもしれません。

 

まとめ

 

判例でも「始末書を強制することは出来ない」という事例があるように会社は社員に対して反省や謝罪が書かれた始末書を書くことを義務づけることはできませんが、憲法を持ち出して、「自分は始末書は書かない」と押し通すと社会人としての評価が下がることは間違いないでしょう。

 

ここは「本音と立前」を上手に使い分けるようにして、居心地のいい職場にしましょう。