はじめに
キャラを変えてみませんか?
自分が俳優になったつもりで、今までの自分とは違った人間にキャラを変えてしまうんです。
突然ですが「転職したい」と思ったことはありませんか。職場がつまらない原因を本気で考えたことありますか。
自分も今までにいくつか転職した経験はありますが、よくよく考えてみるとやってる仕事に不満があって辞めた会社はなかったように思います。
それは職場の人間関係が大きな原因だったように思います。
心理学者のアドラーも言ってました。
「すべての悩みは人間関係にある」と・・・確か?・・・。
今、働いてる会社はたぶんあなたが選んだ会社だと思います。その時に仕事内容や厚生福利などいろいろ考えて、ここだったら大丈夫だろうと思い入社したはず。
ところが数年たつと転職を考える人が多いのも事実。
会社を辞めたくなった人の理由に「仕事が嫌いになった」という人は少ないと思います。
前置きが長くなってしまいました。
ここで言いたいのは、仕事が嫌で辞めたいと思うのでは無く、職場の人間関係が嫌になって辞める人が多いと言うことです。
自分の利益しか考えない上司や手抜きばかりする同僚や後輩。
一生懸命働いてもドラマみたいに味方になってくれる人もいない会社。
もう、うんざりです!
養う家族がいなければ「や~めた」と言って辞表を叩き出せるでしょうが、大事な家族がいれば、そう簡単には辞表を叩きつけることなんてできませんよネ。
とりあえず、あと2~3年はこの会社に居続けよう、その後はまた、考えようと前向きに考え始めたあなたに良い方法があります。
人付き合いに疲れた..人間関係がしんどい時の対処法
世の中には人間関係を上手くする方法を書いてる本は腐るほどあって「他人を変えるのは難しいから自分を変えよう」というのが、この手の本の定番です。
でも、自分を変えるってどうゆうこと?と思いませんか?
妥協して相手のイイなりになることでしょうか。
へそ曲がりの自分には無理な話です。
そこで、あなたが映画俳優になったつもりでキャラを変えてみるんです。
わたしは映画や韓国ドラマを観るのが好きで、自分も主人公みたいに、こんなキャラだったら違う人生を送っていたかも知れないと思うことがよくあります。
「妻、小学生になる。」というテレビドラマで小学生の女の子に10年前に死んだ太陽のような陽気な女性の魂が乗り移って「おまえ、キャラ変わったな」と言われるシーンを観たとき「これだ!」と思ったんです。
自分を変えるなんて無理です。
ましてや人生の折り返し地点を通り過ぎた、おじさんやおばさんにはとても無理な話です。
しかし、自分が俳優になったつもりで人前でいい人を演じてみたらどうでしょうか?
難しく考える必要はありません。
おふざけで演じていいんです。
頭の中では、自分の利益しか考えない上司や手抜きばかりする同僚や後輩に向かって「このクソバカ野郎」と思いながら、ヤツラの前だけイイ人間を演じるんです。
おわりに
わたしも人生を数十年、生きてきましたが他人が変わるなんてことは、その人に死ぬほど何か大きなことが無い限り変わりません。
自分自身も、そう簡単に変われるもんじゃありません。
だったら、ちょっとだけ数分か数十分だけ映画俳優になったつもりでキャラを変えましょう。
頭の中では「このクソが!」と罵りながら。